騎手になるには


「地方競馬の騎手になるには」です。
「中央競馬の騎手になる」のとちょっと違います。
「中央競馬の騎手になるには」は本等で紹介がありますが、
 地方競馬はあまり知られていないように思います。
 なので、ここで紹介したいと思います。

●地方競馬の場合・・・
  地方競馬全国協会(NAR)の地方競馬教養センターに入学⇒卒業し、
  地方競馬全国協会の資格試験に合格すると地方競馬騎手の免許がもらえます。
  教養センターでは2年間、騎乗訓練専門学の講習を受けます。
  そして、センターでの騎手候補募集は年2回あります。
  入所試験は学科試験と運動機能検査等です。
  地方競馬教養センター募集要項→詳しくは地方競馬全国協会公式HP
 
<大体の応募資格>
  (1)年齢→15歳以上20歳以下
  (2)学歴→中学校を卒業した者又は卒業見込みの者であること。
  (3)身体
  ● 身長
    15歳及び16歳の者については原則として163.0 cm以下、
    17歳以上20歳以下の者については原則として165.0 cm以下であること。
  ● 体重
    15歳及び16歳の者については43.0 kg以下、
    17歳以上20歳以下の者については、44.0 kg以下であること。
  ● 視力
    両眼とも裸眼(メガネ、コンタクトレンズ等を用いない)で0.6以上であること。
    ・・・などです。

   地方競馬教養センター
   〒329−2807
   栃木県那須郡塩原町接骨木443
   0287−36−5511
   地方競馬全国協会の騎手免許試験の受験科目は競馬法規、
   馬学などの学科試験、実際に馬に乗っての実技試験等です。

●騎手免許を受けたら・・・。
   地方競馬場の騎手として地方競馬のレースに騎乗する資格を得たことになり
   ます。ただ、それだけではレースに騎乗することが出来ません。
   今の地方競馬にはフリー制度はなく、どこかの競馬場の厩舎に所属する事が
   必要です。
   川崎競馬場の厩舎に所属した場合、南関東4場(大井、船橋、浦和、川崎)に
   騎乗することができます。

●日々の仕事・・・・・・。

  騎手の仕事は各レースの騎乗はもちろんのことレースの無い時は馬の調教を
  します。これは各所属競馬場、所属厩舎によって様々です。

●その他・・・・・・・。

  騎手の勝負服ってありますよね。レースの時に来ているあの服です。
  あの服、一人一人、柄が違うのをご存知ですか?
  地方競馬の場合、勝負服の柄は個人特有のものになってます。
  なので、レースを見ていて、顔や名前がわからなくても、勝負服の柄で、
  「あぁ、あの騎手だ」と分かります。


↓ちなみに田島先生の現役時代の服はこんな感じでした。

↑[胴桃。そで黒,白3本輪]というものです。